我が子をパラサイトシングルにしないための準備

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■パラサイトシングルとは

 非正規労働者が急増するに従って、我が子がパラサイトシングルとなったことから、老後の設計が大きく崩れたり、下流老人や老後破産に陥る高齢者が目立ち始めています。パラサイトシングルとは、親に基本的生活を依存しながら生きる未婚者をいいます。ちなみにパラサイトシングルの「パラサイト」とは、寄生を意味する言葉です。つまり、親に寄生する未婚者をパラサイトシングルと呼ぶわけです。


■パラサイトシングルが急増した理由

 近年、パラサイトシングルが急増した要因として、派遣法の改正以降、急速に非正規労働者が増えたことを挙げることができます。現在、労働人口の4割を超える労働者が非正規労働者として生きる糧を得ていますが、非正規労働者の場合、低所得で給与が上がらない、ボーナスや退職金がない、いつまで働くことができるかの保証がないなど、きわめて不安定かつ低所得の就労環境を余儀なくされています。このため、中年を迎えた段階で失職し、次の仕事が見つからなかったり、見つかってもアルバイト程度の仕事がないといった人が急増することになりました。


 この状況では、一人で生きていくことが難しいことから、親に頼らざるを得なくなった人々が多くなり、よって定年後の親御さんに多大な負担がかかるといったことが増えたわけです。


■まだお子さんが学生である場合の回避策

 今現在、お子さんがまだ社会に出る以前である場合は、できるだけ学力を付けさせておき、より高い学歴の取得を得る必要がありそうです。大学は数々ありますが、旧帝大レベルの大学の場合、就職実績はおおよそ大手企業であることが少なくありません。


 昨今、非正規労働者に陥らないためには、公務員かもしくは大手企業への就職が最もシンプルで確実な道といえます。今後は、その道もさらに狭き門となる可能性が高いといえますが、それだけに、高学歴を取得するように促すことで、安定した人生を送る可能性を高めることができるからです。


■お子さんがパラサイトシングルである場合の回避策

 お子さんがパラサイトシングルとなられたのであれば、そのまま生活費を負担し続けるのではなく、限られた資金を期限付きで融資する方法をとられてはいかがでしょうか。


 生活ができないからと、いったん同居を始めてしまった場合、仕事が見つからなければその状況を回避するすべがありません。また、実家に戻り、無職での生活に慣れてしまうと、次の職業が見つからないばかりか、手にすることのできる職業の多くは、末端労働に限られてしまうので、なかなか職探しのモチベーションが上がらず、結果としてパラサイトシングルに落ち着いてしまうリスクが高くなります。


 よって、危機感を持って短期間で次の職を見つけ、最低限であっても自ら生活を維持しつつ、次の道を模索していくように、親として指導する必要があろうかと思います。


 パラサイトシングルを抱えてしまうと、おおよそ老後の生活設計は崩壊状態となるはずです。これまでしっかりとした計画を立てていた方であっても、まさか老後において子供の面倒を見ることまで想定しているはずはないからです。




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