持ち家の方が気をつけるべき老後対策

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 持ち家の場合、そこに住み続けることを考えれば既に終の住処は確保できていることになります。ただ、問題がないかというと実は懸念材料は何点か考えられます。まずは住宅ローンの残債務の問題です。また、築年数が30年を越えてくると、様々な部分に老朽化が目立ち始めるため、居住環境を快適なものとするためには、それなりの修繕費用が必要となるという問題も生じ始めることでしょう。


■60代まで住宅ローンを抱えている方のリスクと対策

 老後破産に陥る要因として非常に多い問題が、定年退職後の住宅ローン残債務といわれています。特に非正規労働者として生計を立てられている方の場合、退職金がありません。このため残債務を退職金によって支払うことができず、老後に仕事を失ったとしても住宅ローンの返済は続ける必要があります。ところが生活が困窮する中での返済は難しいことから、滞納状態となり、最終的に住まいが競売にかけられるという事態に陥る方が少なくないのです。


 今後、年金の受給年齢はさらに引き上げられる可能性も示唆されはじめています。つまり、年金生活をスタートできる年齢がさらに後にずれる可能性があるわけです。この中でこれまで通り返済を続けるのは難しいといえることでしょう。


 よってもし、60代を越えてなお住宅ローンの残債務が残るようであれば、50代になられた段階からでも、できるだけ前倒し返済に努め、できれば60歳で完済してしまい、それ以降はなんらローン返済のない生活を心がける必要がありそうです。


■老齢化する家のためのリフォーム代

 30代で購入した住宅やマンションは、65歳となられる頃には築年数30年を越えてくることになり、老朽化が気になり始めるものです。しかし老後においてまとまった資金を調達するのは難しくなり、結果として老朽化した住宅にそのまま住まなければならなくなる可能性が高いといえます。そこで持ち家を持たれている方の場合、老後の準備として、修繕費用としての積み立てをいち早く始められることをお勧めします。


 ちなみにマンションの場合、管理組合主導のもとで毎月大規模修繕費用の積み立てを行うはずです。しかしながら、持ち家の場合、修繕費用はあくまでもご自身で積み立てておく必要があります。


 なるべく早めに積み立てを開始し、ゆとりある資金を持って老後を迎えることができれば、老齢化による問題も、リフォームによって払拭することが可能となり、終の住処を生涯に渡って快適なものとして維持することができることになります。




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