老後における真の豊かさとは何かを考える

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■老後における真の豊かさとは何かを考える

 本サイトでは老後問題を中心にお話を進めていますが、老後において最大限に収入を上げようと考えられていらっしゃる方はむしろ少数であるはずです。老後に十分な仕事は存在しないことから、老後に収入を引き上げるためには、自らビジネスを起業するか、もしくは老後までの間に、お金を生み出すことのできる資産形成を完了しておく以外方法がなく、その敷居はとても高いものだからです。


 つまり、十分な資産や貯蓄を持たず、年金に頼るしかないものの、生活に十分な年金額が得られないことから、老後においてどのように生計を立てたらよいのかがわからないといった方が多数を占めているはずです。では、老後における真の豊かさとはなんでしょうか。ここではこの点について少々考えを深めてみたいと思います。


■お金が十分にあること以上に必要な事とは

「豊か」であることがお金のあるなしに関与することについては、誰もが納得できることかもしれません。しかし、老後においては若い頃ほどのお金は必要とはなりません。年齢とともに物欲は小さなものとなる傾向があり、また、子供も独立することから教育費などの負担もなくなります。つまり、夫婦二人で無理なく生活ができれば、多くの場合それで事が足りることになります。


 このように考えると、豊かな老後の生活とは、金銭的なものよりもむしろ精神的なゆとりとの関連性が強くなるようにも思えます。しかし現実問題として、年金額が少ないことから、今後の生活に不安があると思われている方は少ない数ではないはずです。


 老後における収入額がほぼ確定してしまっているのであれば、収入額をあげるかもしくは最低限の支出で生きることのできる環境を整備するしかありません。つまり、少ない年金額でも無理なく生活することができる環境の整備を進めていくわけです。


 そしてこのためには、これまでのライフスタイルを根本的に見直し、できうる限りお金を使わない生活へとシフトする必要があります。たとえば、物価水準の高い地域から離れる、固定費を最小限にする、日々の浪費を皆無とする、お金をかけずして夫婦で楽しめる遊びを複数所有するなど方法は多岐に渡ります。


 持ち家でかつ住宅ローンの返済が老後まで残るのであれば、60歳まで完済しておく必要があるでしょう。また、賃貸物件にお住まいであるなら、地方の安い物件や公団住宅などへ移住することで、コストを大幅に低減できるかもしれません。


 50代からの計画において、少ない年金であっても、十分に成り立つライフスタイルへと変えていくことさえできれば、とりあえずの安心を手にすることができます。生き甲斐なども必要となるでしょうが、まずは安心して生きていくための道を自ら作り上げることが重要です。これこそが、老後における真の豊かさにつながる可能性が高いからです。




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