消費欲を抑えること真の価値とは

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■多くの人を困窮生活へと追いやる「豊かさ」の誤認識

「豊か」というと多くの方は「高収入である」「使えるお金が十分ある」といった経済面を意識されることかと思います。このため給与が上がれば、その分の消費を増やすことでライフスタイルを向上させることになります。ところが、収入が上がったとしても無制限にお金を使えるわけではありません。


 ところが消費欲には限りがありません。そこに甘いささやきが届きます。つまり借金の誘いです。借金をすれば、現段階でお金が無くても欲しいものを手に入れることが可能となります。よって多くの人がこの誘いになびきます。


 さて、目的のものを手にはいれたものの、そのもの自体は、一時的に欲望を満たすだけで生活を豊かにすることはありません。あとに残るのは、高い金利のついた債務のみです。つまり、それ以降長期に渡る困窮生活を余儀なくされることになるわけであり、この状態に陥る人は年収額に関係ありません。


■豊かさへとつながる生活パターンとは

 経済的に豊かな人は、どのようなライフスタイルを送っていると思われるでしょうか。快適で広い家に住み、外車を乗り回す人でしょうか。ブランドのバッグや高級時計を持つ人でしょうか。海外のスーツや靴などで着飾ることでしょうか。


 これらの人々は確かに豊かなように見えるかもしれません。しかしもし、これらを借金に頼って購入していたのであれば、その多くは生活に困窮されている可能性が高いといえます。


 この理由は単純であり、借金でものを購入する人の多くは「収入<支出」といったアンバランスな生活をされている可能性が高いからです。というのも、有り余る現金があるのであれば、わざわざ分割払いで高い金利ののるサービスを活用する必要はないからです。


 生涯に渡ってお金に苦労することのない人には、共通する生活パターンがあるものです。そしてこれには、年収額はあまり関係がありません。このパターンとは「収入=支出+貯蓄」といった簡単な方程式にあるといえます。つまり、あくまでも収入の範囲内で生活をして、しかも毎月貯蓄を積み上げる生活パターンです。


 仮に年収300万円の人が、支出を150万円に抑えながら貯蓄を150万円ずつ毎年積み上げる生活環境を構築していたとします。すると1年の収入で1、年間働かずに生きることができる貯蓄を残すことができることになります。


 これを年収1000万円、支出700万円で毎年300万円の貯蓄を残すことに成功している人と比較したとします。いずれも、「収入=支出+貯蓄」に当てはまっており理想的なライフスタイルではあります。また、前者の倍の貯蓄を残すことに成功しています。ところが、後者は1年の支出分を貯蓄するのに3年以上の期間を要することになります。


 つまり、理想的なのはむしろ前者であることがわかります。実は生活コストの低減には、これほどまでに大きなメリットが隠されているわけです。




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