そもそも下流老人とはどのような人々をいうのか

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■下流老人とは

 最近になって下流老人という言葉をさまざまなメディアで目にするようになっています。下流老人とは、生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者をいいます。つまり、生活保護を受けて生活をする人々と同等かそれ以下の生活を余儀なくされるか、今後その水準での生活を強いられるおそれがある高齢者を下流老人と呼ぶわけです。


 いかがでしょうか。あなたは今後下流老人へと陥る不安をお持ちでしょうか。


 下流老人と定義づけられた生活を強いられた高齢者の数は、現在おおよそ700万人を超えており、しかも年々急増しているとのデータもあります。


 しかし最も問題なのは、このような水準での生活を実際に余儀なくされていらっしゃる高齢者の多くが、若い頃に自分がこのような老後を送ることなど予想もしていなかったという点です。つまり、今現在、下流老人を他人事としか考えていない方の多くが、老後を迎えた段階において、下流老人に陥るリスクは非常に高いというわけです。


 そこで本章においては、下流老人に陥る人々の特徴や陥るに至る要因、下流老人にならないための回避策などについてご紹介していくことにしましょう。


■下流老人の特徴とは

 では最初に、下流老人に陥った方々の特徴について理解しておくことにしましょう。実は下流老人の水準での生活を余儀なくされる方々には、一定の特徴があります。これは少々考えてみれば明らかなのですが、老後を迎えられる以前にこれを予想し準備をされていない方が多くいらっしゃるものです。


 下流老人の特徴の一つ目は、年金を含めた収入額が著しく少ないという点を挙げることができます。収入が少ないわけですから困窮生活を余儀なくされてしまうのはいわば当然のことといえます。


 二つ目は十分な貯蓄を持たないことを挙げることができます。収入が少なかったとしても、有り余る貯蓄をお持ちであれば、それを切り崩すことで生活を成り立たせることはできるはずだからです。


 そして三つ目に社会的孤立を挙げることができます。つまり周囲に頼ることができる人が誰もいない方々です。


 年金を含めた十分な収入がなく、しかも貯蓄もなく、誰も頼ることができないわけですから、生活が困窮するのは目に見えています。仮にご家族と同居されているのであれば、収入や貯蓄がなくても、ご家族のサポートを受けることができます。しかし社会的に孤立している場合、誰からの援助も受けることがなく、しかも働くことができないとなると、生活は一気に困窮し、しかもその状態から脱する術がない場合もあるわけです。


 ですから、これらの要因を、老後を迎える以前から払拭する準備に努めて心がける必要があるわけです。




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