収支バランスが大きく崩れていく老後

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■遭遇してみて初めて気づく老後の就職事情

 お若い方の場合、実感できないのは致し方ないことですが、60歳を超える頃になると、就くことができる仕事は、著しく限られることになるものです。まだ自分は若いからと頑張ってみても、採用してくれる企業や仕事は限定されていきます。また、たとえ職を得られたとしても、1日4,5時間程度の仕事や、1日数千円の仕事がほとんどです。つまり、まとまった収入を得ることが難しいのです。


 ところが、ライフスタイルをしっかりと見直すことができなければ、生活費はこれまで通りかかることになります。お子さんはすでに独立をされているはずなので、夫婦二人の生活が賄えれば事はたりますが、そでも多くの方が、住宅ローンの債務を残しています。そしてこの状況には、実際に遭遇してみて初めて気づくという方がとても多いのです。


■今後急増することが予想される老後破産者

 サラリーマンとして勤め上げ、定年を迎えたのであれば、退職金があることでしょう。よって60歳以降に、思ったほどの収入が得られなかったとしても、年金の受給年齢までの間、退職金を生活費に充当することが可能となります。ところが、非正規労働者の場合にはこれがありません。よって、老後の収支に予想外の崩れが発生してしまうと、これを補う術がないことになります。


 昨今、老後破産者の急増が社会問題化しつつありますが、破産者の多くが自分がそのような状況に陥ることを微塵も予想していなかったといいます。しっかりと収支を把握して、計画を立てておけば回避できる老後破産ですが、今後も同様の状態へと陥る人は急増することが予想されているわけです。




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