下流老人となるリスクが高い老後の孤立

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■老後破産や下流老人となられる高齢者に見られる傾向

 老後破産や下流老人となられる高齢者には、ある種の傾向があるものです。その一つが老後の孤立化です。たとえば熟年離婚を言い渡されたり、夫や妻の死去などから、定年後の一人暮らしを余儀なくされる場合があります。また、生涯に渡って一人暮らしの場合、さらに事が深刻であり、一人暮らしでありながら、頼る身寄りがまったくいないといった老後を余儀なくされます。


 若い頃の一人暮らしは、支出においておすべて自分で考えられることから自由であり気楽な側面もあります。ところが加齢とともに体力や知力が低下し、徐々に一人暮らしが負担になるといったことも増え始めるものです。また、体力や知力が低下し始めると、外出したり人とのコミュニケーションが負担になりはじめ、家に閉じこもる生活が続くこともあります。


 つねにひとりであるわけですから、他者からの情報を得る機会も少なく、何か悩み事があったとしてもそれを解決する術を得ることができません。このため、事態は悪化の一途をたどるといったリスクがあるわけです。


■一人暮らしの高齢者でも可能な対応策

 夫婦で老後を迎えられるのであれば、互いに助け合いながら老後を生き抜くことのできる可能性は高まります。たとえ少ない年金であっても、二人分であれば生活をつなぐことのできる可能性は高まるからです。しかしながら、高齢者夫婦の場合、相手に先立たれてしまうリスクはどうしても存在します。人は生まれる時と死を迎える時、あくまでも一人であるからです。


 では、高齢者のひとり暮らしを余儀なくされた場合、無条件で老後破産や下流老人化は避けることができないのでしょうか。結論から申し上げて回避策は複数存在します。ただしこれもまた、50代の頃から時間をかけて準備をしておくと、事がうまく運ぶ可能性が高まります。以下ではこれら老後の孤立に対する回避策を探っていくことにしましょう。




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