複数の収入源を確保するための考え方

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 年金保険料の支払いが少なかったり、期間が短いなどの要因から、年金受給額が生活に足りない状況が予想される場合、その打開策として収入源を複数持つことが有効となるものです。ただ、これまでの人生において、雇用される立ち位置で過ごされてきた方からすれば、独自の収入源を持つための方法がわからなかったり、そもそも会社に勤めることなく単独で収入を得ることなど可能なのかと疑問に思われる方も少なくないことでしょう。そこでここでは収入源を確保するための考え方について、理解を深めていくことにしましょう。


■収入源を確保するための基本的な活動とは

 自らビジネスを展開した経験をお持ちでなかったとしても、ビジネスに接した経験は誰にでもあるものです。たとえば、お腹が減った際にラーメン屋さんに入れば、ラーメンを食することができる一方で、店舗にお金を払うことになります。また、商店でお魚や野菜を購入する場合も、同様にそれを販売する店舗から商品を購入するとともに、その代金を支払うことになります。髪が伸びれば床屋や美容院に行くことになりますが、散髪やセットなどのサービス提供を受けた代償として、散髪代やセット代を支払っているわけであり、私たちは日々何らかの商行為に接することで、そのメリットを享受する一方でその対価を金銭で支払うわけです。


 よって今後、収入源を確保するためには、何らかの商品やサービスを顧客に提供することにより、その対価としてのお金を得ればよいことになります。ちなみにサラリーマンの場合は、自らの時間を提供し、会社の利益につながる何らかの仕事をすることにより、その対価としての給与を得ているわけです。つまり、根底にある何らかの提供とその


 対価としてのお金という流れにはさほどの相違がないことがわかります。


■サラリーマンの給与と単独の収益モデルからの収益の相違

 サラリーマンの給与もビジネスによる収益も、その根底は提供とその対価にある点について先に学びました。しかしながら、給与と収益には、実は得るまでの行程やその質、形態において大きな違いが存在します。この大きな相違点が、収益源確保にトライされた方の多くが、収益を得ることなく活動を断念する要因にもなっています。そこで次に、サラリーマンの給与と単独の収益モデルからの収益の相違について考えを進めることにしましょう。


 サラリーマンの場合、給与を得るためには、その多くが指定場所で労働をする必要があります。そして労働時間に対して給与が支払われることになります。


 一方で自ら単独にビジネスモデルを考え、収益を狙う場合、収益と労働時間に相関関係はありません。ビジネスモデルに対して、たとえば数ヶ月の時間を投じたとしても、顧客がつかずに売上が上がらなければ1円のお金にもならないからです。


「それじゃあ、やる意味がないな」と、思われるでしょうか。しかしこのお話には続きがあります。仮に展開するビジネスモデルに多くの顧客が集まったり、高い評価を得て多くの注文を受けることになった場合、それ以降労働時間に関係なく収益を得られるようになります。しかも、その額は青天井となり上限はありません。


 ただし、どのようなビジネスであれ収益を生むまでには、それなりの時間がかかるものです。数ヶ月の労働力を投入したからといって儲かるほどビジネスは甘くはありません。あくまでも初期投資として、お金ではなく労働力の投入は不可欠なのです。また、これはどのようなビジネスでも同様であり、投資から収益化までは必ずタイムラグが発生するのです。


 ところがサラリーマンの経験しかない方の多くは、働いてもなお収益を得られないことに慣れていません。つまり働けばその分の賃金がなければ納得がいかないわけです。よって、半年程度の準備で収益が得られなければ、そこで行動を頓挫させてしまうのです。


 しかしビジネスにおいて、この期間は重要な種まきの期間であり、後に種が芽を出し始めることもあります。しかしその頃に行動を停止していることから、結果として何も得られることがなく、ビジネスは難しいといった結果になるわけです。


 ビジネスには必ず初期投資が必要となります。それはお金である場合もありますが、小さなビジネスを展開するのに初期投資はあまり必要ありません。むしろ時間投資が重要となる場合が少なくないのです。よって試行錯誤しつつの時間投資は不可避となります。


 本章では、50代から時間をかけて収入源を構築することをお勧めしています。それには、このような理由があるわけです。




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